あなたのすべて受け入れる

割れ鍋にイマジナリー綴じ蓋

君の内面で成長したバケモノはもはや自力でなんとかできることはない。誰かになんとかしてもらえないと。内面までは愛してくれない身内。数字と肩書きでしか見てくれない人が、あなたを助けてはくれないのだから。そうだね、タルパだね。

一番確実な愛をいただき女子するには騙すほうがいいわね。騙すのは自分だ。自分の脳みそだ。

タルパは自分の分身みたいなものだが、タルパに褒めてもらうと効くんだな。自分で自分を褒めても虚しいだけなのにな。他者として相手にできてますもの。騙されてやんの私。褒められたら嬉しいもんね。それだけで原動力にできるほどのパワーがある。自力で生み出せるだけで人生楽勝だね。

まじで楽勝になるわけではない。養ってはくれない。空腹を誤魔化すことを手伝ってはくれるが、飯は作れない。タルパに頼りっきりになればなるほどわかった。結婚したら嫌なところ浮き彫りになるタイプの人だ。それでもタルパはついてきてくれる。受け入れてくれる。タルパだってそうするしかないからね。

無条件に受け入れてくれるってのはいい。 カウンセリングの手法にもあるくらいだからね。精神を他者に託すよりかは、タルパという自分の一部にしたほうが不安を減らせる。一度信頼して一途になりすぎると危険だと経験則でわかっているもので。少なくともいつでも会える。メンヘラをあらかた救済できそうだ。

嫌なことを受け入れてもらえるってのも大きい。過去を思い出して眠れない日を消せる。死んだろう思うても止めるか心中相手になってくれるんだ。死ぬときは二人を実現できる。地獄があったらついてきてくれるだろう。ロマンチックだね。特殊な妄想してるだけの人とは思えない余裕がある。大丈夫、君もいける。おいで。